建方


昨日までの寒空がウソのように晴れ渡り、
今日は青空の中、湖山のテナント店舗工事の建方でした。



3月のOPENに向けて待ったなしで工事は進んで行きます。


先週の様子。雪で現場は本当に大変だったと思います。
10数年前、現場で毎日ひたすら雪かきをしていた事を思い出しました。



天気が悪いとはいえ、手違い等があっては困るので基礎配筋の検査はきっちり
として、コンクリートも温度補正を加え、通常より強度の高いものを打設しています。

普段は暖かい事務所の中で仕事をしている私がこう言うと言葉が軽くなりそうなので
あまり口に出しませんが、作業をされている方々、寒い中、本当にご苦労様です。

粉雪

こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 こほり雪  津軽には7つの雪が降るらしい。
と、太宰治と新沼謙治から教わりました。

ここは鳥取ですが、昨晩は食事を終え店を出ると外は北国のような景色。
降りしきるこな雪。上質のパウダースノーで街が覆われていました。


改めて鳥取は雪国だった事を思い出す。

今年は雪が多くて困ってる人も多いと思いますが、
考えてみれば、昔はいつもこんな感じだったような。
子供の頃は冬はこんな様子が続いてミニスキーを
履いて学校まで滑りながら行く事が楽しみでした。

でも本当にもうそろそろご勘弁を。。



昨日は昔からの仲間での新年会でした。
話はつきる事はなく、手放しで楽しい夜。
降雪の中での強引な酔っぱらい記念写真。

歩くと ギュッ ギュッという小気味のいい音がする新雪。
毎日の徒歩通勤は寒いながらもそんな音と土手の雪景色を
楽しめる時間でもあります。



今年は何回となくこんな状態の朝で、昨日溶けた雪、
昨日かいた雪が朝には真っ白に。

これだけ続くとさすがにこんな情緒ある事ばかり言って
いられません。

進行中の現場もあり、もうそろそろ勘弁して。。。

台湾旅行記4

台北市立図書館北投分館
二日目に急遽お願いして連れて行って頂きました。


温泉地でもある北投という街で、温泉博物館ある公園内にあります。
いわゆるエコ建築と言われる建物で、太陽光パネルで発電し、芝生の屋上緑化は特殊
な排水を用い雨水をためてトイレ排水や植木用に利用されています。







窓ガラスに描かれた絵はこの建物のコンセプト等が自由な線で
気持ちよく描かれています。





建物周囲を囲むウッドデッキには本を持ち出していいようです。
温泉が流れ込んでいる川の音を聞きながらの読書は気持ち良さそう。





夏の日差しを遮ろうとする壁面緑化なのでしょう。この壁はツタを絡ませる
ためのとてもシンプルな造りです。

建材は再利用を前提とし、シロアリ対策以外の化学薬品等は使用しない等環境への
配慮と自然に溶け込む事に力が注がれています。

又、室内は低くおさえらた天井に低い本棚が並べられ、椅子に座ると外部の緑が自
然と目に入って来ます。

何とも居心地の良い図書館でした。



R2-D2。



なんと、目の前に日本の名旅館 加賀屋 がありました。
この数日後にOPENされたようです。

台湾旅行記3

キンッ とした寒さがやってきました。
こんな冷たいのは何年ぶりでしょう。
さすが最大級の寒波です。

台湾旅行記の続きです。
陶芸作家と木彫作家の工房に案内して頂きました。


前回の苗栗縣の華陶窯から車で30分くらいの場所。
陶芸作家の工房兼ギャラリー。
自身で焼かれたらしいレンガタイルが張られた建物が山中に
溶け込むように建っていました。


信楽に似た土の陶器で、柔らかくもピンとした線が印象的でした。




関羽?かな。
中国では商業の神として三国志の”関羽信仰”なるものがあると言う話を聞いた事があります。
台湾でもそうなのでしょうか。



三義という街。木彫で有名な場所です。
木彫りってイメージは恵比寿さんとか大黒さんとかのイメージが強いのですが、
(実際この街にはいたるところで売ってありました。)
案内して頂いた現代作家の方の作品は、現代人を題材とした、滑稽でもありとても優し
い作品でした。作品の写真はNGでしたので載せれないのが残念。。
工房の写真です。








豪快な換気用の可動する壁。



三義彫刻博物館。
この日一日は少しだけでも台湾の文化と芸術に触れられた気がしました。
夕食は何やら焼酎の入りの鍋でした。台湾の家庭料理らしい。結構美味。


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