明歴々露堂々。
先週末のお茶の稽古、掛軸の言葉。この禅語の意味の資料を頂いた。
一点の覆い隠すことなく、明らかにあらわれている、という事。
真理は奥深く隠れていて誰もが簡単に見られるものでないと考えられがちであるが、
実際はあからさまで、隠す事など微塵もない。それが見えないのは、見ようとして
いないか、目が曇っている。 と、書いてある。
読んでも、今一つピンと来なかった。
そこで自分なりに解釈する。
よく通る道で 時々 あれって 思う事がある。
こんな所にこんな建物あったっけ?
よく見れば窓の仕草がいいなあ、とか
毎朝見る場所でこの花いつから咲いてたっけ? とか
おそらく、その建物はずっと前から建っているし、
その花は雑草にまぎれて少し前から咲いている。
僕が見ようとしていなかっただけ。
たぶん、きっと、こんな意味であろう。
何事もせっかくそこにあるのに、
自分から見ようとしないと何も見えないよって事。 なのかな。
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